はまてん先生の徒然日記

徒然なるままに教育や読んだ本、思うことなどのよしなしごとをそこはかとなく綴ります。

最近の思索とも言えぬ思索

高等学校国語科教科書の「学習の手引き」について

 

ストレートマスターを想定した教職大学院のあり方について

  以前もこんな戯言を。

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修士課程修了後の進路について

 

高専生だった私が出会った世界でたった一つの天職

高専生だった私が出会った世界でたった一つの天職

 

 

第3回国語教育活用ワークショップに参加しよう!

www.ninjal.ac.jp

こんなものがうちの大学で開催される。

 本学の先生がプロジェクトに参加していること、比較的?アクセスが良いことなどが理由として考えられる幸か不幸か今回私の発表はないので気楽に今回の催しの運営手伝いをするのだと思う。

 プロジェクトリーダーの河内先生から是非参加者を集めてくれと仰せつかっているので、当ブログなぞを見てくださる先生方や殊勝な学生たちにもぜひ参加していただきたい。

  能面先生がご紹介なさっているのが以下の本である。

新しい古典・言語文化の授業: コーパスを活用した実践と研究

新しい古典・言語文化の授業: コーパスを活用した実践と研究

 

  この本はプロジェクトの研究成果をまとめたものと聞いている。朝倉書店さんには他にもコーパスに関する書籍がたくさんある。少々値が張るものの今後コーパスを活用した実践がますます増えてくるのではないかと考えているので(取り組む人とそうでない人の差は広がりそう・・・)是非購入していただきたい。私も購入を検討しているが、恐らく大学図書館に入るであろうことと、先生方に格安で譲ってもらえないかなと淡い期待を抱いていることとでまだ購入には至っていない。

 詳細は上のリンクを見ていただきたいが、開催は2月2日、申し込みは1月26日までとなっている。定員は20名となっているので参加を検討されている方はお早目の行動を。

 

【雑感】「古典は本当に必要なのか」に参加して

当日の実況

 「5 ジェンダー平等を実現しよう」「10 人や国の不平等をなくそう」である。これらの考えに反しているから古典を排除せよというのは、無菌室で赤ちゃんを育てるようなもので、教育は本当にそんな甘っちょろくていいの?と思ってしまう。

  母校の前校長は比較教育学が専門だったなあ。

 

グローバル時代の市民形成 (岩波講座 教育 変革への展望 第7巻)

グローバル時代の市民形成 (岩波講座 教育 変革への展望 第7巻)

 

 

人間形成の日米比較―かくれたカリキュラム (中公新書)

人間形成の日米比較―かくれたカリキュラム (中公新書)

 

 

 

 

 

日本語学 2018年 11 月号 [雑誌]

日本語学 2018年 11 月号 [雑誌]

 

 

 

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少し寝かしてみて

 

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  この先生が執筆に携わった居るのが以下の本。そろそろ改訂されるらしいので、改訂されたら買って読みたい。

教育学をつかむ (テキストブックス「つかむ」)

教育学をつかむ (テキストブックス「つかむ」)

 

 

 

  私の拙いまとめで興味を持った方は是非以下のYoutubeでご覧いただきたい。加えてtwitterをやっていれば是非「#古典は本当に必要なのか」というハッシュタグを付けて思うところを発信して頂きたい。

古典は本当に必要なのか(明星大学日本文化学科シンポジウム20190114) - YouTube

【雑感】「これからの「国語科」の話をしよう!」に参加して

今後資料をもとに加筆修正するがとりあえず投稿。

ワークショップの前に

  筑摩書房の本の販売ブースがあったのでずっと欲しいと思っていた以下の二冊を買ってしまった。

高校生のための科学評論エッセンス ちくま科学評論選 (単行本)

高校生のための科学評論エッセンス ちくま科学評論選 (単行本)

 

 

 

大人のための学習マンガ それゆけ!  論理さん (単行本)

大人のための学習マンガ それゆけ! 論理さん (単行本)

 

 

 

 参加者の多さが垣間見えるであろう以下のツイート。

 

五味渕先生からのこの会の趣旨説明

 

 

文学通信さん有難うございます。

 

古田先生による話題提供

 

阿部公彦先生による話題提供

以下の方が分かりやすい。

 

紅野先生による応答

 

全体討議

 フロアの方はフロアの方として質問・意見・感想はサッサと述べて、そこを出発点とした登壇者の喋る時間を増やして欲しいなと。

 

前半★【緊急ワークショップ】「これからの「国語科」の話をしよう!――紅野謙介『国語教育の危機』(ちくま新書)を手がかりに―」(2019年1月13日(日)、大妻女子大学) #これからの国語科 - YouTube

 後半★【緊急ワークショップ】「これからの「国語科」の話をしよう!――紅野謙介『国語教育の危機』(ちくま新書)を手がかりに―」(2019年1月13日(日)、大妻女子大学) #これからの国語科 - YouTube

 気になった方はぜひ上の動画を参照されたい。

 

早いもので明日明後日は…。

  楽しみにしてきたイベントが目前に。明日はワークショップ、明後日はシンポジウムである。

昨日から私は同窓会企画で都内の戸建てにいる。今は人数も少なくなり、夜通しやったゲームにも飽きてブログを書いているわけだ。明日はここから出発しここに帰り、明後日解散とともに明星大学に向かう予定。

 今日は駅前で時間つぶしに寄ったBOOKOFFで買った本、そして明日の学会に持っていく本の紹介をしたい。

 

東大教師 青春の一冊 (信山社新書)

東大教師 青春の一冊 (信山社新書)

 

  こういう人が選んだ本の紹介を集めた本はかなり好み。

 

源氏物語の女性たち (小学館ライブラリー)

源氏物語の女性たち (小学館ライブラリー)

 

 昨年の大晦日源氏物語を語る会に触発されて、

 

勉強法が変わる本―心理学からのアドバイス (岩波ジュニア新書)

勉強法が変わる本―心理学からのアドバイス (岩波ジュニア新書)

 

  下の記事で紹介したフォーラムで初めて市川伸一先生のお話を聞き、著作も読んでみたいと思い購入。

hama1046.hatenablog.com

 

ここまで東大ゾーン。

 

ディズニーの魔法 (新潮新書)

ディズニーの魔法 (新潮新書)

 

 上は 構想中の単元に使えそうだなと。

 

ロハスの思考 (ソトコト新書)

ロハスの思考 (ソトコト新書)

 

  高等学校国語科教科書に載ることも多い福岡伸一。下の本を積読しているが使えそうかなと思い購入。

 

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)

 

 

 明日のワークショップには以下の三冊を携えて行く。

  まずは登壇者古田先生による著書。

国語の授業の作り方: はじめての授業マニュアル

国語の授業の作り方: はじめての授業マニュアル

 

  以下の記事には初めてお会いした時のわずかな時間での印象深い出来事を書いている。学部4年時東京大学大学院教育学研究科の院試二次試験に落ち、失意に沈んでいた頃である。

 

hama1046.hatenablog.com

 

押し付けるように名刺を渡そうと思っている。失礼を承知で来年度公開授業やってくれませんかと聞いてみよう。

  この雑誌も必携だろう。

日本語学 2018年 11 月号 [雑誌]

日本語学 2018年 11 月号 [雑誌]

 

 解説は載っていないが新学習指導要領に目を通す際に便利。ワークショップでここに所収された論文への言及もあるかも。

  最後はこの本。

母語教育という思想―国語科解体/再構築に向けて (SEKAISHISO SEMINAR)

母語教育という思想―国語科解体/再構築に向けて (SEKAISHISO SEMINAR)

 

 自分の未熟さから時間が作れない中でも以下の本は移動中ちまちまと読み進めている。現在は第3章を終えたところ。

 

hama1046.hatenablog.com

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 第3章の終わりはここで語られていることと重なる。田中実氏及び難波博孝先生のお話の一端が理解できたのかなと思う。

 

明日明後日とお会いする方と少しでもお話しできれば。

今後の読書のために橋本陽介先生の著作をご紹介

  またしてもちくま新書から必見の新書が発売された。

使える!「国語」の考え方 (ちくま新書 1380)

使える!「国語」の考え方 (ちくま新書 1380)

 

 同著刊行に沸く喜びの声(一部)

お仕事が早い。

 そしてすかさず返す抜かりのない橋本先生。

 

文学に疎い自分にとってこういった本の存在は有り難い。 

 他にもナラトロジーを中心とした自身の研究に関わるに書籍から、

物語論 基礎と応用 (講談社選書メチエ)

物語論 基礎と応用 (講談社選書メチエ)

 
ナラトロジー入門―プロップからジュネットまでの物語論 (水声文庫)

ナラトロジー入門―プロップからジュネットまでの物語論 (水声文庫)

 

 

 言語学に関する本

日本語の謎を解く: 最新言語学Q&A (新潮選書)

日本語の謎を解く: 最新言語学Q&A (新潮選書)

 

 語学力本まで。実に幅広く著書を執筆されている。

7カ国語をモノにした人の勉強法 (祥伝社黄金文庫)

7カ国語をモノにした人の勉強法 (祥伝社黄金文庫)

 
7カ国語をモノにした人の勉強法 (祥伝社新書331)

7カ国語をモノにした人の勉強法 (祥伝社新書331)

 

   何故上記の著書を一冊も読んだことのない私がこのような記事を書いたかというと十条の古本屋で以下の本と運命的な出会いをし、「はじめに」「序章」を読んで心をがっちりつかまれたからである。

 今読んでいる難波博孝先生の『母語教育という思想―国語科解体/再構築に向けて』を読み終えたら是非橋本陽介先生の著作を読みたい。

永遠の課題、カリキュラムの柱となる探究をどう組織するのか?

  大学院で総合学習開発演習という授業を履修しており、そこで45分を自由に使って発表・授業をすることになった。そこで何をするか考えるついでに記事にしようと思う。

新版 学び合いで育つ未来への学力―中高一貫教育のチャレンジ―

新版 学び合いで育つ未来への学力―中高一貫教育のチャレンジ―

 

  上は私の母校兼未来の勤務校(自称)及び東京大学教育学部・教育学研究科の教授の方々が書いた本である。恐るべき著書。この本の内容を引用しつつ、私自身の母校での学びをふりかえり、私が考える同校のカリキュラムの良さや改善すべき点、改善案を挙げていく予定だ。同校の総合学習カリキュラムは以下の通り。

 基礎期(1・2年)は決められた授業で、フィールドワークを通して学ぶ。充実期(3・4年)は2学年合同の少人数選択講座(課題別学習)で学ぶ。そして、それらの集大成として4年3学期のはんこ回り(教員に探究するテーマの相談をし、3人の教員から担当してもいいよというGOサインのはんこをもらうという慣例。3人のうち1人の教員が卒業論文の指導を行う)から探究活動をスタートさせ、6年の7月まで16000字程度の卒業論文を執筆する卒業研究に取り組む。

 私の考えるこのカリキュラムの良さは教科学習とは異なった興味・関心という学びの器を育てている点にある。特に、課題別学習は教員の設定した講座から自由に選択出来(と言っても人数が偏らないように人数調整するため必ずしも第一志望の講座を選択できるわけではない)、伝統芸能を体験する講座や大学数学の教科書を読む講座、町のバリアフリーを探す講座など実に多彩な学びが展開される。

 私の考えるこのカリキュラムの改善すべき点は問いを立てて探究する経験が集大成に当たる卒業研究だけであり、探究のスパイラルが6年を通して複数回経験できない点が挙げられる。個人でテーマを設定し、調べレポートを書く経験は非常に充実しているが、問いと答えとの間の長い探究は卒業研究でしか経験しておらず、学習者に依存する部分が大きい。母校でよく言われたことに「卒業研究は調べ学習ではない」がある。このことを全員に実感させたうえで卒業研究という枠の中の探究に向かわせるようなカリキュラムを再考する必要があるのではないかと思うのである。言うは易く行うは難しであるが、卒業研究で書く論文と今まで学んできたレポートとの区別があいまいだった私としては(今でもかなり難しいが)こうした卒業生を今後出さないでほしいのである。

 

学びの技 (YOUNG ADULT ACADEMIC SERIES)

学びの技 (YOUNG ADULT ACADEMIC SERIES)

 

 

 

  発表では上の本などを参考に論じていければと思う。個人的に課題別学習は保持しつつも、その中で探究的な要素を各講座に取り入れていくのが良いのではないかと思っている。