虎哲の探究

一介の公立中高国語科教員の戯言。未熟者による日々研鑽の記録。

【随時更新】夏日本に帰ったら買いたい、読みたい本

 諸事情でいま日本にいない。このご時世、春休みの一時帰国も断念した。Kindle機器も買わず飛んだために電子書籍も購入できず、本の値段と同じかそれ以上送料がかかるのでわざわざ取り寄せるのも…となり、」ほしい本がたまっている。備忘録も兼ねて買いたい本をシェアしたい。

一番欲しいのはこの本

 処女作で魅了されて追っかけになり、過去4作は購入しているものの、発売のタイミングもあって買えず。埼玉住みの頃お世話になったジュンク堂池袋店で買いたい。

youtu.be

追っかけとして既に全4回申し込み済み。学期中はリアルタイムの視聴が難しいだろうが推しは背骨。

  同じく笠間書院から出ているこの本も読みたい。

一生ものの「発信力」をつける 14歳からの文章術

一生ものの「発信力」をつける 14歳からの文章術

 

 

4/10のイベントも申し込み、時差があるためアーカイブも有難い。

 小池先生がお勧めされていた以下の新書も読みたい。

民主主義とは何か (講談社現代新書)

民主主義とは何か (講談社現代新書)

 

 【参考】

hama1046.hatenablog.com

意図的に枠を外そうと努めているが、稿者は国語科教育学を専攻してきた国語科教員であるため、やはり読む本も読みたい本もそちらに偏ってしまう。

【読みたい新書】 

英語独習法 (岩波新書)

英語独習法 (岩波新書)

 

 

 日本の教育は…と言われがちなのでこの本を読んで自信を付けたい。

 また日本の教育を考えるうえで文部科学省を知ることは必須だ。

 真のフォワード(笑)や品の良い言葉を使えおじさんが大臣についてしまうところから見て、国・内閣はそこまで教育を重要視していないのではと暗い気持ちになるが、短絡的に文部科学省=教員の敵と見ず、歴史を知りどのような組織が教育や学術を規定しようとしているのか見極めていく必要があろう。

文部科学省-揺らぐ日本の教育と学術 (中公新書 2635)
 

 

 青土社 ||歴史/ドキュメント:「国語の時間」と対話する (seidosha.co.jp)

f:id:hama1046:20210319061816p:plain 教員の行為者性(エージェンシー)は最近最も気になっていること!

 私のTeacher Agency(教員の行為者性)は国語科教育においていかに探究を実現するか、そもそも国語科における探究とは何か、生涯にわたる探究を支えるマインド・能力をいかに醸成するかという問いにある。

 その点で以下の本は私にとって衝撃的であった。

教室における読みのカリキュラム設計

教室における読みのカリキュラム設計

  • 作者:八田 幸恵
  • 発売日: 2015/04/01
  • メディア: 単行本
 

大学図書館に購入希望を出して読んだが、購入し自分の手元にも置いておき座右の書としたい。同じく京大系の教育学研究者の本でいうと

高等学校 教科と探究の新しい学習評価

高等学校 教科と探究の新しい学習評価

  • 作者:西岡 加名恵
  • 発売日: 2020/11/05
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 はぜひ読みたい。

 卒論では以下の本を参照した。

指導教官になぜ西岡先生の提示する資質・能力に妥当性があると主張するのか答えよという助言をスルーしてここまで来てしまった。

  国語に戻るが、個人的に注目している著者の以下の本も読みたい。

 震災から10年、風化に進むのではなく相対化の機会として2021年を捉えたい。

 

もうすぐ読み終えるであろう今読んでいる下の本の翻訳。いかに翻訳し、いかなる注を加えたかを見てみたい。

 【4/2追記】読了し今はカズオ・イシグロ『クララとおひさま』を読んでいる。

hama1046.hatenablog.com

 

クララとお日さま

クララとお日さま

 

  翻訳文学繋がりでナヨンさんが読んでいた『言葉の温度』も読みたい。

言葉の温度

言葉の温度

 

 とどまることを知らぬペスト関連本。新訳が出たり

ペスト (岩波文庫)

ペスト (岩波文庫)

  • 作者:カミュ
  • 発売日: 2021/04/16
  • メディア: 文庫
 

 100分de名著ブックス版が刊行されたりと好調だ。

 100分de名著つながりでいえば

あわせて読みたい

小説伊勢物語 業平

小説伊勢物語 業平

 

 

 

  先日あったシンポジウムで私がした質問に対し(後日まとめる)松下先生は各教科でよい問いに取り組ませてほしいといった回答してくださった。

 その点でこの本は国語科教育における文学の授業の良い問い、授業デザインを学べるのではと大いに期待している。参考までに先の本にも問いについての研究が紹介されている。

 また国語科教育にとらわれず、問いについて考える本も読んでいきたい。

問いの立て方 (ちくま新書)

問いの立て方 (ちくま新書)

 
問いのデザイン: 創造的対話のファシリテーション

問いのデザイン: 創造的対話のファシリテーション

 

【4/2追加】

この本を読んで探究と哲学対話とをいかに結び付けるか考えたい。

 

 まだまだ粗いが 問いベースの授業は何となく出来ていると生徒の振り返りからも確認できる1年だった。知識も大事だが、永続的な理解・概念をベースにした授業・単元・カリキュラムに挑みたいという色気が出てきた。

 上の本は尊敬する先生方も参照しており、読みたい。

 来年度LCLという学びの場に参加する機会に恵まれた。イベントでLCL代表の藤原さとさんの考えに賛同して即応募し、見事選考を通過したためだ。

「探究」する学びをつくる

「探究」する学びをつくる

 

幸福なことにイベントチケットと一緒に購入出来たので実家に帰れば読むことが出来る。本当はLCL参加前に読みたかったが。今から楽しみである。

 

取材・執筆・推敲 書く人の教科書

取材・執筆・推敲 書く人の教科書

  • 作者:古賀 史健
  • 発売日: 2021/04/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

書くことと探究とはつながると個人的に思っている。そうでなくても国語科教員としてチェックしたい。

hama1046.hatenablog.com

 の続編

は忘れず購入し、読みたい。どのくらい面白いかというと以下の記事に示す在野研究(それこそ探究)に着手したいと思うほどである。

hama1046.hatenablog.com

 文学について、もう一つ文学「史」に興味がある。

 

近代日本の文学史

近代日本の文学史

  • 作者:伊藤 整
  • 発売日: 2012/04/20
  • メディア: 単行本
 
日本文学史 近代から現代へ (中公新書)

日本文学史 近代から現代へ (中公新書)

 

 

 文学通信の出す本は非常に魅力的だ。

古典の未来学: Projecting Classicism

古典の未来学: Projecting Classicism

  • 発売日: 2020/11/06
  • メディア: 単行本
 

 上記の辞書ともいえる本はぜひ手元に置いておきたい。

 

 ひつじ書房もアツい。

中高生のための本の読み方—読書案内・ブックトーク・PISA型読解

中高生のための本の読み方—読書案内・ブックトーク・PISA型読解

  • 作者:大橋崇行
  • 発売日: 2021/01/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 や

 や

ゼロからはじめる哲学対話 (哲学プラクティス・ハンドブック)

ゼロからはじめる哲学対話 (哲学プラクティス・ハンドブック)

  • 発売日: 2020/10/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 や

ハンドブック 日本近代文学研究の方法

ハンドブック 日本近代文学研究の方法

  • 発売日: 2016/12/05
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

など欲しい。JTSJ大会販売・・・。

 

武蔵野書院から尊敬する大学の先生の単著も!

王権と民の文学 ―記紀の論理と万葉人の生き様

王権と民の文学 ―記紀の論理と万葉人の生き様

  • 作者:飯泉 健司
  • 発売日: 2020/10/16
  • メディア: 単行本
 

 飯泉先生のご講義がYouTubeで聞ける時代。

www.youtube.com

 知の格闘技、シンポジウム。

www.youtube.com

「役に立たない」研究の未来

「役に立たない」研究の未来

 

 今、日本は変化の激しさに対応しようとするあまり拙速に結果を求め多くのものが失われてしまうのではないかと思っている。この本や以下のイベントを参考に市民と研究を繋ぐ教員という立場で考えていきたい。


おまけ

 

 大学院に入って(正確に言うと学部4年の1月教育実習前から)アイドル好きになり、近年その傾向が強くなっている。冬休み愚直にステイホームをしている時に櫻坂にはまりかけ、ここ1か月推し三宅香帆の推し日向坂にはまった。

日向坂46写真集 日向撮 VOL.01

日向坂46写真集 日向撮 VOL.01

  • 作者:日向坂46
  • 発売日: 2021/04/27
  • メディア: 大型本
 

合わせて買いたい。