虎哲の探究

一介の公立中高国語科教員の戯言。未熟者による日々研鑽の記録。

2022年如月振り返り―あと九日で弥生も終わりますが??

懲りない男。

hama1046.hatenablog.com

学期を終えて一時帰国した15日に書くべきであった。一時帰国から一週間以上経過した今、十分すぎるくらいに休み、会いたかった人にも何人かは会えている。

①本を40冊読む。

 前回のブログから今日までで以下の7冊を読んだ。4分の1経過で計12冊はいいペースかな。

最初は設定からやや入り込みにくくはあったが、使用人の回想から面白くなってきたが、読了後にヒースクリフ…となっている。

コロナ禍読書。コロナで再評価されたものではなく、『教育』同様ただなかにいる著者によって書かれたものだ。正直面白い!と感じることのできた作品は少なかったが、その中でレイチェル・クスナーの短編は面白く読めたので、彼女の作品はもっと読みたい。

パラレル百景

パラレル百景

  • 作者:笹公人
  • トゥーヴァージンズ
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ジュンク堂池袋店の展示で一目ぼれ。個人的ベストワンは「タピオカ屋が街の隙間を埋めてゆく令和元年の夏を忘れない」だ。ただし文章ではなく短歌なのだから助詞を省いて音数重視にした方がよくない?と素人としては思う次第。

写真集は読書に含まれますか?なんて言ったら読書はつまらない。笑

次は年女のめいめいの写真集をお願いします。

尊敬する同僚の評価する研究者ベイトソン。浅学にして存じ上げなかったので、まずは入門書から。コミュニケーションを扱っているので、国語科でももっと注目されてよいのではと思う。『精神と自然』の文庫化で注目される可能性大。

中心/周縁・脱構築など聞いてはいたけどよく知らなかった現代思想について扱ってくれていたので有難かった。幅広く深い読みがもたらす世界について豊富な引用をもとに明快に論じる。

 現代思想・批評の実践として非常に面白く読めた。著者の谷頭さんと国語教育史学会例会でお会いし、「いやー、買おうと思って探していたんですけどなかなか見つからなくて…」と軽口を申し上げたところ、「お世話になっているので」(そんなことはない!!)と直々にプレゼントして下さった。文化構想から国語科教育史研究のゼミに移られた谷頭さんの転向(ではなく領域拡大?)についても知りたいところ。三宅香帆以来の追っていきたい作家で、三宅さんの著作との親和性も高い。国語教科書に載っている「世界中はハンバーガー」という評論に提示されるチェーンストアによる世界・生活の画一化の流れにそういうもんかと素直に納得していた自分からすると、新鮮でかつ確かにこういう見方もある!と驚きと納得感を持って読むことができる。「面白がる目」を養う教育・研究、自分もしていきたい。

 

今読んでいるのは

 

 

 

の3冊。(つまみ読みはたくさんしていますが…)今月中に読み切りたい。

 

②現時点で書いたこと、書きたいことを整理する。そのうえで書きたいことについてのある程度まとまったブログ記事を3本書く。

 来年度勤務校で「現代の国語」担当予定なので、やはり前の記事で言っているようにまずは現時点の「現代の国語」実施に向けた議論の整理を行いたい。幅広い資料を収集し、数年後国語教育史的にこの科目の評価をできるようにもしておきたい。

 

③3月中旬までに6キロやせる。そして年末までその体重を維持する。

 当然のごとく、「3月中旬までに6キロやせる」は実現されなさそうだ。日本、ごはんがおいしい。そして日本に帰って来てからあらゆる人に「大きくなった」「威厳が出てきた」と言われまくっている。小さくなる必要はないが、あくまで健康的な身体を目指したい。そもそも何キロから6キロやせるのかが明らかでない(おい)。体重計はしっかりと購入したので、1学期間かけて筋トレ・ストレッチ等の習慣化、90キロ代前半への復活を目指したい。