虎哲の探究

一介の公立中高国語科教員の戯言。未熟者による日々研鑽の記録。

2022年睦月振り返り―月半分過ぎてから振り返るってマジですか?

以下の記事で今年一年の目標を立てたものの、睦月の目標を立てていなかった。(バカ)

hama1046.hatenablog.com

そこで今年の目標に照らしてこの一か月半を振り返りたい。

 ①本を40冊読むについて、現在5冊読了。読んだ本は以下の通り。

 構造主義ポスト構造主義に関する本2冊、

 

小説1冊、

エッセイ2冊、

 

といったところ。

バランスもいい感じ。「構造主義ポスト構造主義」についてはもっと読んで学んでいきたい。今読んでいるのは、

夏休みにヒースの丘観光に行くために読んでいる

である。

 斎藤は『構造と力』を名作度★★(知る人ぞ知る古典の補欠)、使える度★(無理して読む必要なし)と判断した。読んでみて「たしかに」と思わされる結果。固有名詞のオンパレードで分からない読者を締め出すような書きぶりだった。しかしだからこそ、何となくつかめる意味の断片から今後も学んでいこうと思える、改めて読んで現在地を確認したいと思える本だ。また、斎藤は同書の「はじめに 中古典のすすめ」で「時代の雰囲気を色濃く反映するのは、女性によるエッセイだ」と述べている。今回読んだエッセイはどちらも今もてはやされている女性作家によるエッセイだ。ブレイディは息子、三宅は過去を通して書いているが、時代の雰囲気をつかもうとするにはいいかもしれない。

 

 ②現時点で書いたこと、書きたいことを整理する。そのうえで書きたいことについてのある程度まとまったブログ記事を3本書く。について、今のところ見通しは立っていないが、1本目は春休みに書き上げたい。来年度から始まる「現代の国語」について集めた論考を読んで、予習も兼ねて自分なりのアウトプットをしようか、と書きながら思いついた。NHKで講座を持たれる井上志音先生にお話を伺いたい。

 

 ③の体形についての目標は引っ越しで壊れかけの体重計を捨ててしまったので、今月買い直すところから始めたい。

 

 如月後半は学期末ということで非常に忙しいことが予想される。そこで①について今月は毎日本を開く、②について論考を空き時間につまみ読みするというところまでハードルを下げる。健康第一で乗り切りたい。