虎哲の探究

一介の公立中高国語科教員の戯言。未熟者による日々研鑽の記録。

文法教育の可能性―現代に残る「けり」「き」を発端に

 タイムラインの流れによってこの貴重な学びを流してはいけないと思い、ここにまとめた。

発端はおそらくこのツイート。

 

 個人的に好きな考え方の持ち主クロゾフ先生。クロゾフせんせいについてははこせんさんとの車内トークで話題になりました。

実際に示してくださるスタイル。

以下の先生のツイートも参考になり興味深い。

文法って学生時代はあんまり意識していなかったけど面白いな。(なお、発掘した高1までの文法に関わる定期テストの点数は並以下。)

 

 小田勝さんの本といえば、

読解のための古典文法教室

読解のための古典文法教室

 

 が院生室の私の棚で眠っている。そろそろ起こさないと・・・。古文の作品を読みつつ気になった項目について辞書のように引いて使うのが良いかなと。

 上は非常によく知られている常識的な竹取物語の仕掛け。実際中学時代に聞いて知っているという生徒もいた。冒頭部だけを読み、こうした仕掛けがあると生徒に示す実践記録を見て学部時代は驚いたが、今の自分は中盤終盤の助動詞使用について調べていないのでそんなに厳密にかつシステマチックに書き分けられていたのかは分からないと思っている。

 

 先生方の語る文法とは

 何となくうまいこと締めているように感じる言葉を引用して記事を書き終えたい。

ポリフォニーという語のが分からず調べたのは秘密。