Twitterによる情報収集によるもので、正確に問題を見て逐一確認したわけではないがある程度の妥当性があると考えられるためまとめておきたい。
出典に関するツイート
評論文 香川雅信『江戸の妖怪革命』
— 国語科教員 (@coda_1984) 2021年1月16日
芥川龍之介「歯車」
小説 加能作次郎「羽織と時計」
古文 『栄花物語』
漢文 『欧陽文忠公集』
『韓非子』
ということらしい。
●評論は香川雅信『江戸の妖怪革命』
— カナガク (@KanagakuCom) 2021年1月16日
●小説は加能作次郎「羽織と時計」
●古文は『栄花物語』から長家の妻が他界したあとの場面
●漢文は欧陽脩『欧陽文忠公集』と『韓非子』とから「御術」に関する文章
の出題でした。#共通テスト #国語
【2021年度大学入学共通テスト(国語)出典一覧】
— 本ノ猪 (@honnoinosisi555) 2021年1月16日
①香川雅信『江戸の妖怪革命』
②加能作次郎『羽織と時計』
③栄花物語
④l 欧陽脩『欧陽文忠公集』
Ⅱ『韓非子』
(①は、角川ソフィア文庫版が刊行中。)
大学入学共通テスト初日の近代作品
— 初版道 (@signbonbon) 2021年1月16日
①国語の評論文の小問に芥川龍之介『歯車』が登場
②国語の小説文に加能作次郎『羽織と時計』が登場
③日本史の近代女性史に福田英子『妾の半生涯』が登場
①に注目が集まるのは当然ですが、②と③の渋さに感動します。
全体講評
速報
— コバショー【CASTDICE TV】 (@kobasho_cd) 2021年1月16日
共通テスト国語、和歌、漢詩を含む問題が出題。
現代文では一部で予想されていた資料読み合わせ系の問題ではなかった様子。
全体でマーク量は増えたが設問は減少。
実問題を入手していないので、難易度は不明。新形式の設問もあった様子。
本日中に動画出します。
2021 共通テスト国語 大きく力の差が出る問題 https://t.co/aZMQr6d9lR
— watanabe hi (@kkanabe) 2021年1月16日
教科科目にもよるかもしれませんが、共通テストというよりは、センター試験2.0って感じですかね。
— 国語科教員 (@coda_1984) 2021年1月16日
大問1評論
出典はこちら。
なお、この文章は2017年北海道大学の入試問題にも扱われていたそう。
国公立大学分析④北海道大学<後編>(2016~2020)|武川 晋也|note
学部時代からの友人が以下の動画の存在を教えてくれた。
共通テスト現代文、ただよび動画の中で課題文の出典がズバリ的中😳😳😳
— 宗慶二📖現代文スタッフ (@so_keiji_staff) 2021年1月16日
課題文第一問が香川雅信『江戸の妖怪革命』だったようですね!
宗先生が!ただよびで!!解説しています!!!https://t.co/NCGXBMd66S#ただよび#共通テスト pic.twitter.com/mjpIJ7UkMH
設問の一部に以下の作品が扱われていたようだ。
大問2 小説
設問の一部に宮島新三郎「師走文壇の一瞥」という以下に収められている文章が扱われていたようだ。
新聞集成大正編年史.大正7年度版 下/1977.10 (ndl.go.jp)
大問3 古文
意外にも有名出典からの出題。
「長家の妻が他界したあとの場面」だそう。
大問4 漢文
Ⅰ欧陽脩『欧陽文忠公集』 Ⅱ『韓非子』だそう。
試験に出ました?
— 韓非 (@Kanpishi) 2021年1月16日
実用文の出題がなく、ほっとする先生方の声が聞こえてきそうである…。
しかし複数の文章を絡めた出題は健在で、一つの文章を精読するだけでなく、複数の文章を重ねて読む経験の重要性は示されたように思う。問題が手に入ったら、授業者の立場で分析してみたい。
【1/30追記】
第2日程も「全体的に過去のセンター試験の設問形式が目立つ」との講評があった。大学入試大学入学共通テスト 問題分析詳細 | 代々木ゼミナール (yozemi.ac.jp)
第1問評論
第2問 小説
第3問 古文
笠間の中世王朝物語全集からよく出題されるようになりましたね。
— 国語科教員 (@coda_1984) 2021年1月30日
第4問 漢文
曾鞏『墨池記』
そろそろまた日本漢文出るんじゃないか予想、外す。笑