東京都教員採用試験問題のご紹介
https://twitter.com/TigerSophia61/status/1150306320941064193
結果が怖いが面白い試験だったので私の語れる範囲で概要をお知らせする。
教職教養
教職教養のテキストを覚えていれば出来るという簡単に答えられる問題が少なかったように感じる。勉強量に比べて教職教養はかなり定着していたように思っていたが正直自信はない。
また、高等学校に関する選択問題で「総合的な探究の時間で育成することを目指す資質・能力」が出題された。行きの電車で探究と概念についてぼんやりと考えていたため「きた!」と思ったが、現行と次期の指導要領文言についてあやふやだった部分があり、まさかのここで落とすという…。(文言としては間違えたが育成することを目指す資質・能力としては間違えたと思っていない!という負け犬の遠吠え)
専門教養(国語)
評論は以下の本から。
https://twitter.com/TigerSophia61/status/1150306836559482880
しつこくしつこくお勧めしたい。
小説は恐らく以下の本から。「馬上の友」という短編。
https://twitter.com/TigerSophia61/status/1150306569231278080
漢文は『伝習録』から。いかにも漢文っぽい話だったが、正直これが一番難しかった。漢文を浴びねば。
論文問題
A(主に学習指導に関するテーマ)、B(主に生活指導に関するテーマ)のうちどちらかを選び70分で1000字程度の論文を書くという形式。
今年度のAのテーマが「各教科等の指導において、『各教科等の特質に応じた「見方・考え方」を働かせて、自ら問いを見いだし探究する力を育成する。』という重点事項に対し、どのように学習指導に取り組んでいくかという課題であった。
個人的には書きやすいテーマだったが、抽象に走りやすい私の文章の性格と論文問題のセオリーについて全く把握していないことの二点が懸念事項ではある。
問題及び解答が公開されたので腕試しに解いてみることをお勧めする。
小説の問題でド派手にやらかし、教職教養でも爆死したため論文は読んでもらえずに落とされる可能性大。
→そんな感じだったのに一次受かって、二次も通り名簿登載されました。結局就職先に私立を選び、都立には就職しなかった。人が足りていないのかもしれない。