虎哲の探究

一介の公立中高国語科教員の戯言。未熟者による日々研鑽の記録。

結構面白い?過去の学習指導要領解説を読む

今日はここにおりました。

textbook-rc.or.jp

論文の〆切が10月末に迫りいよいよ追い込まれてきた…。

 今回の目的は学習指導要領解説国語編の概観。戦後刊行された全ての高校国語科教科書を見るのは不可能なので、対象を絞りましたーという際の根拠が欲しい。

 

高等学校国語科の教科構造―戦後半世紀の展開

高等学校国語科の教科構造―戦後半世紀の展開

 

 を読んで「現代国語」と古典科目との二分化された頃に、経験主義から系統主義へ移行したという記述があったように記憶しており、そこを学習指導要領及びその解説の記述からうまいこと説明したいなと。

いきなり横道に逸れるマン。

 これで論文を量産してやるぜ。

「現代国語」と「現代の国語」

 古典は原則江戸時代までのものを指すや古文入門期の教材として明治文語文を扱ってもよいといった記述に出合えたり、人間・自然・社会といった文言がいつごろから学習指導要領に登場したのかが分かったりと収穫が多かった。

関心の所在でさらなる発見があるかも。皆様も是非。