虎哲の探究

単なる私立校国語科教員の戯言。未熟者による日々研鑽の記録。

学校とエッセイ

職業としての小説家 (新潮文庫)

職業としての小説家 (新潮文庫)

 

読んでいる途中のツイート

 【読書メーター感想】この本は村上が「あとがき」で書いている通り「自分自身のために書き始めた文章」を「語らざる講演録」のかたちで「系統的に」まとめた「集大成みたいなもの」である。教科書に採録された短編やエッセイ、『風の歌を聴け』を読んだだけの私ですら村上春樹という人間を描いたこの本を面白く読んだのだから、彼の著作を愛し長年読み続けてきた読者にとってどれほどこの作品が意義深いかは想像し得ないほどである。彼の主張に一貫性が見られることや観察眼の鋭さは想定内だったが、身体性を重視することやデビュー前の村上が意外で個人的に面白かった。

 

もものかんづめ (集英社文庫)

もものかんづめ (集英社文庫)

 

読書メーター感想】さくらももこの観察眼が冴え渡るエッセイ。エッセイ集の存在を知り、「こんなに多くのエッセイを読めるの!?」と小学生くらいの頃に『ちびまる子ちゃん』のコミックに挿入されたエッセイを楽しく読んでいた私は興奮したものである。たまたま村上春樹の『小説家としての村上春樹』と並行して読んでいたため、表現者が「無意味な合宿」や「巻末お楽しみ対談」で「学校」をユニークな笑いにしながらも、冷ややかな視線を向けているという事実に再びドキッとさせられた。これらのエッセイを教材にしても面白いだろうと考える私に彼女は何て言うだろう。

こんな感想でも読んでみたいと思ってくださる方がいるかもしれぬので、そんな新鮮な驚きを奪わぬよう敢えて引用して示さない。

 

 私もエッセイと呼べぬ何かを

きっかけの一つのツイート。

皆様はどちら派でしょうか。

 

小池先生から有り難い反応

小池先生のツイートに乞うご期待