とある「語用論能力」のある方に揶揄されてしまった。
私の解釈の方が本人の意図にあった読みだったようだ。まぁ本人の意図とテクストの「妥当」な読みは外れることがあるだろうけど。(ex.入試問題に作者が激怒)「語用論能力」の名の下に意地の悪い読み方をせず、こういう背景だろうからこうなのではないか?という読み方をした方が軋轢を生まずに済む。 pic.twitter.com/MAKZlzCKWZ
— 虎哲(こてつ・こてっつぁん) (@Hamaten61) 2019年3月8日
発端は中本先生のこのツイート
とりあえず、私は大学受験終わってすぐに次の3冊を読みました。
— 中本勇気 (@nakamon_yuki) 2019年2月27日
・マックス・ヴェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』
・ラッセル『幸福論』
・ハイデガー『時間と・・・
続きは質問箱へ#peing #質問箱 https://t.co/qtXtMMrh8q
私は修士2年が見えているこの期に及んで読んでいない古典的名著を中本先生は高校3年・大学1年の頃に読んだのかと思い、軽い気持ちでリツイートとお気に入りをした。全員ではないと思うので決めつけは避けたいが予備校で活躍される早稲田卒の先生方は本当に書を愛し、書に学んでいる人が多いと個人的に思っている。
しかしながら①選書②この本を高校生に勧めるかの2点においてtwitter上の「有識者」の反感を買ってしまったようだ。実際にその3冊を読んだからこその反感だったのだろうが、「語用論能力」皆無な私は根底において彼らと相違があった。
自分が読んだというだけで別に生徒に勧めていないな。受験勉強を経て気になる本をわーっと読んだということはすごいと思う。自分は兎に角遊んでいたような。
— 虎哲(こてつ・こてっつぁん) (@Hamaten61) 2019年3月8日
ヴェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』は必読文献!院生で読書会すればいいんだけどね…と近代文学の先生が仰っていた。
自分が読んだ→お勧めということは成り立たない気がするな。当然受験生相手にマウントを取るという意図も私には見えない。
— 虎哲(こてつ・こてっつぁん) (@Hamaten61) 2019年3月8日
読むきっかけは分からない。分かるのは中本先生がこの3冊を大学受験終了後に読んだという事実だけ。
受験勉強か、受験終了後本屋で出会ったのか、上2つではないきっかけでか。 pic.twitter.com/glb8HRtaz5
なるほど、この3冊の中で気になった本を読めという風に読むことも出来るのか。私はこの3冊を読んだという事実と本屋に行って気になった本を読んでみるといいというアドバイスを切り離して考えていたな。語用論能力とやらが皆無なのかもしれない。
— 虎哲(こてつ・こてっつぁん) (@Hamaten61) 2019年3月8日
自分はこの3冊読んだ→だから読みなよ、よりも、自分はこの3冊読んだ→まぁ気になった本を読みなよの方が自然な解釈かなと思ったので。
— 虎哲(こてつ・こてっつぁん) (@Hamaten61) 2019年3月8日
そこには自分の経験を絶対的に信用してアドバイスをしない方が得策という私の考え方が解釈に入り込んでいて、いわゆる「語用論能力」のある解釈ではないのだろう。
とは言え「語用論能力」を鍛えて、生徒の文章に対して、貴方の意図をこう誤解をして粘着してくる奴もいるかもしれぬ、こういう意図ならこういう書き方をすると良いとアドバイス出来る力は国語科教師には必要だろう。SNS時代自分の読みたいように読むする人も多いだろうから。かく言う私もそうである。
— 虎哲(こてつ・こてっつぁん) (@Hamaten61) 2019年3月8日
中本先生も先の「有識者」に対する一連の批判に対し言及。
これに関して色々言われてるようですね。私がこの3冊を読んだのは、早稲田法学部などの現代文で名前が挙がっているのを見たからです。興味本位で読んでみただけ。続きを読めばわかると思いますが、勧められた物を読むのではなく、興味の赴くままに本を読めと言いたかったわけです。これで満足ですか? https://t.co/4Pszquo2Ex
— 中本勇気 (@nakamon_yuki) 2019年3月8日
「これを読め」と強制したくはなかったので、「とりあえず」という表現で個人的経験を示しただけのつもりでした。最終文については、人に聞く前に本屋に足を運んでタイトルを見て気になるものを読んでみるとよい、という意味です。
— 中本勇気 (@nakamon_yuki) 2019年3月8日
なんでツイッター程度のものでこんなに解説する必要があるんだろ。
「なんでツイッターで程度のものでこんなに解説する必要があるんだろ。」というお言葉はモリッシー先生のお言葉を借りれば
わかりみが深いw
— モリッシー (@vivencia82) 2019年3月8日
とりあえず
と語用論についての入門書は読みたい。語用論についてはロカルノ先生が詳しいが、忘れっぽい私はおススメされた本の中で初学者は1冊目にどのような本を読むとよいか忘れてしまったのでまた紹介していただけることを祈りたい。