虎哲の探究

一介の公立中高国語科教員の戯言。未熟者による日々研鑽の記録。

「語用論能力」とは何か

 

 とある「語用論能力」のある方に揶揄されてしまった。

 

発端は中本先生のこのツイート

 私は修士2年が見えているこの期に及んで読んでいない古典的名著を中本先生は高校3年・大学1年の頃に読んだのかと思い、軽い気持ちでリツイートとお気に入りをした。全員ではないと思うので決めつけは避けたいが予備校で活躍される早稲田卒の先生方は本当に書を愛し、書に学んでいる人が多いと個人的に思っている。

 

 しかしながら①選書②この本を高校生に勧めるかの2点においてtwitter上の「有識者」の反感を買ってしまったようだ。実際にその3冊を読んだからこその反感だったのだろうが、「語用論能力」皆無な私は根底において彼らと相違があった。

 中本先生も先の「有識者」に対する一連の批判に対し言及。

「なんでツイッターで程度のものでこんなに解説する必要があるんだろ。」というお言葉はモリッシー先生のお言葉を借りれば

 

 とりあえず

プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神 (岩波文庫)

プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神 (岩波文庫)

 

 と語用論についての入門書は読みたい。語用論についてはロカルノ先生が詳しいが、忘れっぽい私はおススメされた本の中で初学者は1冊目にどのような本を読むとよいか忘れてしまったのでまた紹介していただけることを祈りたい。