【読書の秋】積ん読の紹介
台風一過の青空。最近肌寒かったが、今日はどこかへ行っていたはずの暑さが戻ってきたようだ。暦の上では秋。天高く馬肥ゆる秋、読書の秋である。最近は運動不足で体が重く、増えるのは知識だけでよいなと思う今日この頃。
【新刊】「雑誌『日本語学』 2018年10月号」(本日発売)https://t.co/5lMimE4z7u
— 明治書院 (@meijishoin) 2018年10月1日
◆国語力を支える語彙力とは
本特集では、この新学習指導要領に示された語彙力とはいかなる力であるのか、またそれをどのように育成するのかについて、考えてみたい。#日本語学 #国語教育 #新学習指導要領 pic.twitter.com/pvZFu7KkV1
これに書いたよ!いろいろ言ったよ!喧嘩売ったよ(笑)「国語教育研究に必要な語彙力―国語教育研究の世界に入るための関門として―」国語教育研究って大変だよ、と言いたかったよ!他分野の人こそ読んでね! https://t.co/IVGsAB5At0
— 難波博孝 (@hirotakanamba) 2018年10月1日
前回の国語教育特集もそうであったが、国語科教育学界の著名な研究者が原稿を寄せている。書くことの研究でよく名前を拝見する島田康之氏や佐渡島紗織氏。
ライティングの高大接続?高校・大学で「書くこと」を教える人たちへ
- 作者: 渡辺哲司,島田康行
- 出版社/メーカー: ひつじ書房
- 発売日: 2017/06/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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以前読んだこの本が思い起こさせる。そういえば書評を書いていなかった。
日文協国語教育部会夏期研究大会で圧倒的な存在感があった難波博孝氏。彼の寄せた「国語教育研究に必要な語彙―国語教育研究の世界に入るために―」というタイトルもまた圧倒的な存在感で、とりわけ国語科教育研究のひよっこの私をドキッとさせるに十分なキャッチ―さ。
さらに図書館に購入希望を出していた本が届いた。
『探求の共同体:考えるための教室』『言語文化教育の道しるべ:高校国語教育の理論と実践』『あたらしい国語科指導法 五訂版』が手元に届きました。わくわく。
— はまてん (@Hamaten61) 2018年9月27日
- 作者: マシュー・リップマン,河野哲也,土屋陽介,村瀬智之
- 出版社/メーカー: 玉川大学出版部
- 発売日: 2014/06/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- 作者: 柴田義松,阿部昇,鶴田清司,中村哲也,中村敦雄,大内善一,森篤嗣,加藤郁夫,足立幸子,小林義明,須貝千里,藤川大祐,二杉孝司,高橋俊三,上條晴夫,望月善次,足立悦男
- 出版社/メーカー: 学文社
- 発売日: 2018/04/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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夏休み前に生協の3冊15%引きセールで買った
に一切手をつかられていない。
また、修士論文構想発表のために
クリティカル・シンキング教育:探究型の思考力と態度を育む (早稲田大学エウプラクシス叢書)
- 作者: 酒井雅子
- 出版社/メーカー: 早稲田大学出版部
- 発売日: 2017/02/01
- メディア: 単行本
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を再度読み直し、研究の方向性を明らかにしたい。
また、『近代文学演習』では梶井基次郎『檸檬』を扱った発表をすることになったため、それに関する論文は片っ端から読まないといけない。とりあえず、
〈新しい作品論〉へ、〈新しい教材論〉へ―文学研究と国語教育研究の交差 (3)
- 作者: 田中実,須貝千里
- 出版社/メーカー: 右文書院
- 発売日: 1999/07
- メディア: 単行本
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に寄せられている『檸檬』に関する二つの論文は必ず読む。
高校生の頃の私は『檸檬』がなぜ読まれているのかよく分からず、今もなお、何故この小説が定番教材といえる位置にいるのか分かっていない。その意味やどのような実践が展開出来るかを探究できればと思う。
ひとまず返却期限の迫る
たった一つを変えるだけ: クラスも教師も自立する「質問づくり」
- 作者: ダンロスステイン,ルースサンタナ,Dan Rothstein,Luz Santana,吉田新一郎
- 出版社/メーカー: 新評論
- 発売日: 2015/09/04
- メディア: 単行本
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を読んでしまいたいと思う。
読む本尽きぬことのうれしさぞいみじきや