明日から授業が始まります。
2学期は「玄関扉」から。
『玄関扉』を読む前に文化について提示するか、読んだ後に「要するになんの話か」と聞いて文化の違いというところに気付かせるかどちらが良いか。書いていて後者の方が好きだと思ったので、後者のアプローチにしよう。書くことは問題解決のプロセス。(?)
— 虎哲 (@TigerSophia61) September 3, 2019
参考として『イラスト図解でよくわかる!現代文読解のテーマとキーワード 』の「文化とは」「文化相対主義ーどの文化もすばらしいー」「文化相対主義の問題」を提示する予定。彼らにとってのreal life situationを引き出すか?(そもそも引き出すという言い方で合っている?)https://t.co/8KOo1Sdgvc
— 虎哲 (@TigerSophia61) September 3, 2019
受験生時代は学校・塾共に先生が優れていたためキーワード集を買わずに文章から頻出テーマの知識を学んでいた。
イラストと平易な文章、しっかりした内容でお勧め。優秀な生徒とはいえ中1で理解できるか? というところに不安はあるが、補助解説をしつつ利用しようかなと。
→配布資料をちゃんと読んでそうだったのは控えめに言って生徒の1割くらい。レベルの高い方のクラスで、一人の生徒がニコニコしながら「レベルたけぇ…」と言ってくれたのは嬉しかった。興味の持てない生徒を置き去りにしてしまった感はあった。
【住まい方の演出―私の場を支える仕掛けと小道具 (中公新書)/渡辺 武信】を読みたい本に追加 → https://t.co/N7p0T7Lxam #bookmeter
— 虎哲 (@TigerSophia61) September 3, 2019
読書メーター感想を参照して
上の本の文章を『玄関扉』というタイトルで書き改めたものは「説明文」として扱われているが、元の文章を読んだ感想はエッセイと評する人が多い。文化について論じる為に扉を例に挙げたと解釈すると楽なんだが、そうはなっていない。事実意見理由を読み分けて要旨を捉える、三角ロジックの活用が推奨
— 虎哲 (@TigerSophia61) September 3, 2019
されているが。うーむ、難しい。ごちゃごちゃ言わず範読→何について書かれているか問う→事実意見理由の読み分けワーク→「日本の扉は外開き、欧米の扉が内開きが多いのは何故か?」が分かりやすいように本文を書き換える。その際筆者の書きぶりを低く評価しないように最大限配慮する。3時間目安で。
— 虎哲 (@TigerSophia61) September 3, 2019
→「読み分けワーク」は事実・理由付け・意見を推理などの例を出しながら割と丁寧に説明したもののその定義を自分のものとするのに苦慮している生徒が多かった。話を聞くと分かるが線を引いて読み分けるとなると難しい…といった具合である。個人作業の後は全体共有を行った。読み分け結果とそう考えた理由を共有することで後のディベートで聞き分ける際に有効かなと考えたためである。自信のありそうな生徒やうるさい生徒しか当てられなかったのが残念で机間指導の際に良い生徒の例を拾い上げておくとなおよかった。(線を引けない生徒の対応に終始していたため)また「書きかえ」を要約に変更してみた。これについては熱心に取り組んだ生徒が多かったように思う。読みの理解度や誤読といったところを要約を読むことで把握できたのは大きな発見であった。
当然ながら就活・修論があっても授業は犠牲にできない。余力があればリフレクションも。(→以降がリフレクション)