虎哲の探究

一介の公立中高国語科教員の戯言。未熟者による日々研鑽の記録。

書くこと、語ることの振り返り・ケア機能についての随想

  ちょうど一年経った。

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  古田先生のご厚意のおかげでこの記事に書いている一つ目の夢をかなえることが出来ており、

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 ちゃっかり第2回まで企画しているのだ。(まだまだ参加者大募集中!)我ながら恐ろしい行動力である。

 まだまだ就職活動中の身であり、「修士課程の期間が無駄になってしまうのではないか…」という言い表せない不安に襲われる時がある。今日たまたま送られてきたはてなブログのふりかえりメールの機能で、去年から1年間の学びや行動の蓄積に思いを馳せ、勇気づけられた。

 過ぎ行く時間を止めることは出来ないが、記録を取り折に触れてそれを見返すことによって自分の学びや行動の蓄積を再確認できる。

 そんな当たり前のことをブログによって改めて教えられた気がする。

 また今日は、去年度修士課程を修了し、今年から公立中学校に勤務なさっている先輩にお昼ご飯をご馳走になり、学校で勤務することや授業、研究について楽しくお話する機会を得た。この貴重なお時間で語ることや語りを聞くことはまさにケアであると感じた。

 その先輩の「授業について話す時間が欲しい」というお言葉は、先輩の、そして現場の教員の想いをギュッと凝縮したものだろう。教員の多忙が問題視されるようになったいま、教員が授業について語れる時間をどれだけ作れるかは大きな課題となるだろう。

 SNSの普及は負の側面が強調されがちであるが、私が言うまでもなく、教員が授業について語れる場として大きな価値を持っている。SNSに入り浸ることは研鑽の時間を奪うという点で良くないが、適度な利用は、語ることや語りを聞くことによるケアの効果があって良いだろう。思わぬ情報が得られることも大きな利点だ。(例えば第2回読書会の案内とか!)後輩教員にアドバイスを求められるくらい偉くなったら「ブログを書け!twitterしろ!」と言えるようになりたい。笑

 

物語としてのケア―ナラティヴ・アプローチの世界へ (シリーズ ケアをひらく)

物語としてのケア―ナラティヴ・アプローチの世界へ (シリーズ ケアをひらく)

 

  あすこま先生が昨年度の山月記実践で用いていた本。メルカリで買えるように検索条件保存した。修論が終わったら読むんだ…

  メルカリはいいぞぉ。

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こちらも是非。

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