虎哲の探究

一介の公立中高国語科教員の戯言。未熟者による日々研鑽の記録。

青春18きっぷで旅読書

 いよいよ青春18きっぷでの遠征第一弾が始まろうとしている。

 参考

hama1046.hatenablog.com

 今回持っていくのは3冊。

  1冊目は

デューイの探究教育哲学―相互成長をめざす人間形成論再考

デューイの探究教育哲学―相互成長をめざす人間形成論再考

 

 名古屋に行くから名古屋大学出版会!(適当)というのも多少あるが、先に読んでいた

行動の論理学-探求の理論

行動の論理学-探求の理論

 

 で字面を追っているだけでイマイチ理解できていないと思い、思い切って読むのを止めている。

 「まえがき」に「ジョン・デューイの「探究の理論」の現代的意義を考察したもの」とあり、補助線としてちょうどよいかもしれないと手に取った大学図書館本である。

 

 2冊目は

僕らの世界を作りかえる哲学の授業 (青春新書インテリジェンス)
 

 

hama1046.hatenablog.com

  こちらのまとめ買いのお世話になり購入。あすこま先生による素敵な書評もあり、期待大である。

askoma.info

 個人探究の基礎を作る哲学対話という点について期待したい。

 

 3冊目は

金閣寺 (新潮文庫)

金閣寺 (新潮文庫)

 

 同じ学年を組んでいる先生に「若いうちに読んだ方がいい」「読み終えた後に鳥肌が立った」と勧められたので読みたくなった。この夏は研究に関する本もさることながら文学も読んでいきたい。

 もっと持っていきたいが単なる筋トレにならないよう自分の力を過信せず持っていくのはこの3冊!

 

 ちなみにまだ先であるが 8/13の第2回読書会への遠征のお供は

言述論(discours) for 説話集論

言述論(discours) for 説話集論

 

 と決めている。ご存知古田先生の師匠による著書であり、第1回読書会資料にも引用されていた。

 いったんCMでーす。

hama1046.hatenablog.com

 まだまだ参加者募集中!

  

 私の指導教官(私が師匠と呼ぶのはおこがましい…)の師匠は浜本純逸先生であり、指導教官の先生の思考の一端を知るべく、

国語科教育総論

国語科教育総論

 
国語科教育論

国語科教育論

 
文学の授業づくりハンドブック―授業実践史をふまえて〈第4巻〉中・高等学校編

文学の授業づくりハンドブック―授業実践史をふまえて〈第4巻〉中・高等学校編

 

 などをちまちまと読んでいる。勝手にこの読み方を師匠読みと名付けている。(既に名付けられてそう)

 研究で言えば『倉澤栄吉国語教育全集』の11巻はとりあえず読み切らねば。イベントにて三宅香帆さんに勧められた本や、院生室の棚や机、家の床に溢れている積読もどんどん読んでいきたい。