この続きである。
学校法人立命館
京都に2校、滋賀に1校、北海道に1校の計4校の中高の専任講師の募集。各校に特色があり、国際・理系教育に力を入れている。新しいことに挑戦する教員を強く求めており、立命館という盤石な土台の基に自由にやりたい実践を展開できるところに魅力がある。教員研修制度が非常に充実(個人研修費年18万、立命館教職大学院との連携、科目関係なしの海外研修)しており、自前で優れた教員を育てていこうという器の大きな学校法人である。以前研究会でお会いした先生の話を先生方にすると非常に喜んでくださったのがありがたい。器の大きさにかなう実力をつけて、来年専任講師応募の話があれば手を挙げたい。
立命館グループの説明会後、記入したアンケートを渡した時、これ良かったらどうぞってお返しに渡された立命館ステッカー。笑
— はまてん (@Hamaten61) 2018年10月8日
名刺かな?と思っていたのでその可愛いギャップにやられました。来年御校の選考受けます。
梅光学院中学校・高等学校
風光明媚な下関にある伝統校。学校が現在過渡期にあり変わりゆく学校に勤められるのが魅力。入学後即短期留学に象徴される思い切りの良さがある。給料もよく、より良い学校を目指そうという意思も伝わる。金銭面の良さがどこの財源から来るのかがいまいちわからないため少々の怖さはある。
偶然立ち寄った梅光学園の説明会非常に好感を持てる内容だった。下関勤務も悪くない。
— はまてん (@Hamaten61) 2018年10月7日
ドルトン東京学園
来年開校の新設校。米国の教育家ヘレン・パーカストが提唱したドルトン・プランを取り入れた教育を展開するそうだ。
ドルトン・プランの教育 (1974年) (世界教育学選集〈80〉)
- 作者: パーカースト,中野光,赤井米吉
- 出版社/メーカー: 明治図書出版
- 発売日: 1974
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学習者主体の教育と高大接続がどこまで良い結果を生み出すかがカギになるだろう。毎年100人ずつ生徒を募集し、6年間で全校生徒が揃うという計画らしい。中等部では教科学習によって学習意欲の醸成と探究型学習やプロジェクト型学習の基礎作りを行い、高等部では自分で計画した学びを実践するためのラボラトリーの時間が増え、キャリアプランに基づく「学びの設計」が行えるようになるという。学校側の連絡によれば13日に説明会及び2次試験の小論文が行われる。軽くドルトン・プランがどのような性質を持つかを調べ、本番は気負わず小論文試験を楽しみたい。
学校法人開智学園
埼玉を中心に拡大を続ける学校法人。古くから探究を重視した学校作りに取り組んでおり、その意味で探究の老舗ともいえる。
某有名私立学校法人理事長が「国立大学附属は平気でうちで育ったいい先生を取って行くよねー」とおっしゃって内心「それな(=^▽^)σ」ってなった。
— はまてん (@Hamaten61) 2018年10月7日
学校法人としては有力な人材が出て行くのは痛手だろうけど、先生方からしたら研究に適した学校へ行きたいという想いを止めることは出来ないのだろうと。
国立大学附属の教員を数名輩出しているということは、校務をしつつ自身の研究も出来るような環境が整っているということの表れのような気もする。自分がやるかはともかくIB言語と文学の授業が行われているであろう開智日本橋学園中・高はやはり刺激的な環境だろう。哲学対話について同校国語科教諭の関先生のご発表を聞いたことを思い出す。探究と哲学対話とは問いを立てるという点で接続が良いと当該発表で腑に落ちた。また一条校でIBを取り入れることの難しさを赤裸々に語っていただいた内容に非常に好感を持てたので、非常勤の選考が通った暁には授業見学等をさせていただきたい。
昨日の私学説明会で私が最も惹かれたのはやはりさすがの立命館グループ。出来れば関西の学校が良いが、慶祥も全然あり。次点で開智グループ。理事長が雰囲気好々爺って感じなのに話を聞く限りめっちゃやり手。オーラがあった。ドルトン東京はゼロから作る学校というのがなかなか初任には大変そうだな。
— はまてん (@Hamaten61) 2018年10月8日
教採の勉強を一切指定していないので、非常勤の試験が怖い今日この頃。