虎哲の探究

一介の公立中高国語科教員の戯言。未熟者による日々研鑽の記録。

文法

国語教育史学会第62回例会での学び

第62回例会 2019.03.23に行ってきた。青春18きっぷでの関西周遊前に行けてよかったと思っている。以下、発表の概要と所感。 旧制中学校における現代文教材の価値意識―夏目漱石『草枕』を中心に― (配布資料より)「『草枕』の採録数の変遷を調査し、その変化…

第3回国語教育活用ワークショップに参加しよう!

www.ninjal.ac.jp こんなものがうちの大学で開催される。 本学の先生がプロジェクトに参加していること、比較的?アクセスが良いことなどが理由として考えられる幸か不幸か今回私の発表はないので気楽に今回の催しの運営手伝いをするのだと思う。 プロジェク…

【雑感】「古典は本当に必要なのか」に参加して

当日の実況 電波が少し厳しいですが、出来る限り実況します。#古典は本当に必要なのか— はまてん (@Hamaten61) 2019年1月14日 勝又先生による趣旨説明。かつてないほどに古典は危機に瀕しているとの指摘。古典など不要と考える人の意見に真摯に向き合うこと…

【雑感】「これからの「国語科」の話をしよう!」に参加して

#これからの国語科このハッシュタグでつぶやいた内容を元にブログを作ろうと思います。省エネ。— はまてん (@Hamaten61) 2019年1月13日 今後資料をもとに加筆修正するがとりあえず投稿。 ワークショップの前に 財布の紐が緩んでしまった。(破滅への道)— は…

文法教育の可能性―現代に残る「けり」「き」を発端に

タイムラインの流れによってこの貴重な学びを流してはいけないと思い、ここにまとめた。 発端はおそらくこのツイート。「き」と「つ」の対比は非常に納得できます。というより、「けり」が特殊すぎるんです。こいつ、現代語でも、「あれ、そうだったっけ?」…