虎哲先生の探究

単なる大学院生の戯言。未熟者による日々研鑽の記録。

探究

青春18きっぷで旅読書

いよいよ青春18きっぷでの遠征第一弾が始まろうとしている。 参考 hama1046.hatenablog.com 今回持っていくのは3冊。 1冊目は デューイの探究教育哲学―相互成長をめざす人間形成論再考 作者: 早川操 出版社/メーカー: 名古屋大学出版会 発売日: 1994/10 メデ…

東京都教員採用試験問題のご紹介

東京都の教員採用試験一次終了。第一印象としては探究祭り。(受かったとは言ってない)— 虎哲 (@TigerSophia61) 2019年7月14日 結果が怖いが面白い試験だったので私の語れる範囲で概要をお知らせする。 教職教養 教職教養のテキストを覚えていれば出来ると…

4/23『問い続ける力』出版記念イベント@銀座蔦屋書店

問い続ける力 (ちくま新書) 作者: 石川善樹 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2019/04/05 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 下は個人的な事情に引きつけ過ぎな書評。 【問い続ける力 (ちくま新書 (1399))/石川 善樹】出版記念イベントもあるとい…

オノマトペで単元作り初挑戦の振り返り

三省堂『現代の国語1』に「食感のオノマトペ」という教材がある。教材の内容は面白いのだが、単に読解する対象として扱うのは些か勿体ないような気がした。 そこでかなり思い切ってオノマトペを中学1年生なりに探究するような単元を作ることにした。以下、…

第3回概念ベース授業づくり研究会での学び

先日rofu先生にお声かけ頂き参加した概念ベース授業づくり研究会での学びについて共有したい。今回は国語科の先生だけでなく他教科の先生も参加し(東京学芸大学教職大学院)て、コラボ授業やMYP・DPの始め方についての意見交流がなされた。どちらについても…

今年度の大学図書館購入希望図書(10冊入れるまで更新)

https://t.co/5kgrlKs4VR— 虎哲 (@TigerSophia61) 2019年7月12日 hama1046.hatenablog.com 希望が通り以下の本が我が大学へ。 クリエイティブ・ラーニング:創造社会の学びと教育 (リアリティ・プラス) 作者: 井庭崇,鈴木寛,岩瀬直樹,今井むつみ,市川力 出版…

文化審議会答申(2004)『これからの時代に求められる国語力について』と遠藤瑛子実践

これからの時代に求められる国語力について:文部科学省を先程まで読んでいた。 最近読む本や聞く話などで頻繁に取り上げられるためこれを機に読んでみようと思い立ち、印刷して読んでみた。15年前の資料とは思えぬほど現在の国語教育にも示唆を与える内容が…

書くことの難しさと向き合って

今書いている論文が自分にとっては自明のことを論理的な飛躍の少ないように丁寧に論じなければいけないのでとても辛い。そして読んでも確かになんのこっちゃわからん研究能力の低さ丸出しって感じだ。明日の研究会に持っていこうと思ったが未だに完成を見な…

【書評?】山本アリフレッド『理系が恋に落ちたので証明してみた。』

バイト先の大学の後輩と呑んで終電を逃しさっきまでネカフェで寝ていた分際のくせに、春から大学生になり私の働いていた塾の講師になる教え子から届いていたメッセージに熱い返答をしている4:56。— 虎哲 (@TigerSophia61) 2019年3月17日 ネカフェ生活が板に…

探究?探求?

古田先生の授業見学についてかなり重厚で時間がかかっているのでとりあえず今自分が気になっている表題についての煩悶をここにまとめる。(随時更新予定) 「正しい」かは度外視するものとして「探究」と「探求」とを使い分ける基準を自分の中に— 虎哲(こて…

【雑感】授業力向上フォーラムin広島

twitterでの実況を中心にまとめる。 「探究学習の今とこれからを考える」(キャリアガイダンス編集長 山下真司先生) わかりみが深い。#授業力向上フォーラム pic.twitter.com/TiVrKsNPYS— 虎哲(こてつ・こてっつぁん) (@Hamaten61) 2019年2月24日 衝撃的…

【授業見学記】私立中・高 rofu先生の授業

昨年6月頃IBと国語教育のセミナーでご実践を発表なさっているのを拝聴し、授業を是非見てみたいと思っていた。研究会で何度かお会いしてお話しする機会を得て、授業見学の約束を取り付け遂にその望みを果たした。授業を快く公開する先生のお人柄と私のしぶと…

「論理」って何だろうか―最近読んだ本を手掛かりに

「論理」という言葉はよく聞くがそれを説明せよと言われると少なくとも私はかなり難しいと思う。卒論では探究における論理的思考の定義にかなり難儀し、今はそれを含めて〈探究〉の定義に難儀している。最近読んだ本の中から「論理」に関するものを引用して…

他者の言葉に対する自分の中にある違和感と向き合う

ある人の言葉に対する違和感についての暫定的な考察。 言葉はどこかで見聞きしたことがあり、かつそれを見聞きした時のものよりも下回る言い回しなので主張如何に関わらず首肯しかねる。たまに遭遇するがその人の言う言葉が本当に響かないのだ。いざとなると…

「知の理論」をひもときに名古屋まで

明日は名古屋外国語大学で開催される「知の理論」をひもとくワークショップに参加する。めあては「知の理論(TOK)」について素材文の分析を通じて知ること、再び井上志音先生とお話しすることである。 「知の理論」をひもとく-UNPACKING TOK 作者: キャロル…

最近の思索とも言えぬ思索

高等学校国語科教科書の「学習の手引き」について 話し合うこと考えること自体は大事だと思うが、この題材について話し合うこと考えることが学習者にとってどんな意味があるのか、どのような目的で何を達成させるために話し合わせたり考えさせたりしているの…

【雑感】「これからの「国語科」の話をしよう!」に参加して

#これからの国語科このハッシュタグでつぶやいた内容を元にブログを作ろうと思います。省エネ。— はまてん (@Hamaten61) 2019年1月13日 今後資料をもとに加筆修正するがとりあえず投稿。 ワークショップの前に 財布の紐が緩んでしまった。(破滅への道)— は…

永遠の課題、カリキュラムの柱となる探究をどう組織するのか?

大学院で総合学習開発演習という授業を履修しており、そこで45分を自由に使って発表・授業をすることになった。そこで何をするか考えるついでに記事にしようと思う。 新版 学び合いで育つ未来への学力―中高一貫教育のチャレンジ― 作者: 南風原朝和,衞藤隆,汐…

肝要ながら難所―ナンシー・アトウェルのhand over 「譲り渡す」とは何か

発端はこのツイート プレバト観てるんだけど、TV向けに点数・ランクによる序列化してるとはいえ、完全に『イン・ザ・ミドル』のアトウェルで言う「譲り渡し』ですよね。添削なんだけど、①こうしたら良くなる、を具体的に遠慮なくやって、②そのコツは抽象化も…

伝統・文化とは?(福井県立若狭高等学校・渡邉久暢先生の単元)

今回扱うのは以下の記事でご紹介した渡邉久暢先生のご発表における単元の概要である。レジュメ・資料集及び分科会当日配布資料をもとに福井県立若狭高等学校第一学年で実施された単元「伝統・文化とは?」に迫りたい。 hama1046.hatenablog.com hama1046.hat…

二度目の年男、懲りずに2019年の目標

戒めの意味で晒す。 hama1046.hatenablog.com 達成できたのは③だけ、今まで一度も行ったことがなかったのにも関わらず、今年は3回も行きました。お出かけばかりして如何に研究と正対していなかったか痛感。まあ持ち味のアクティブさだけでなく、沈思黙考して…

読んだ本で振り返る2018年

加筆修正なう。今日の記事は「読んだ本で振り返る2018年」にしよう。渡邉先生の単元について今年中に書けなかったのが心残り。— はまてん (@Hamaten61) 2018年12月31日 久々の有言実行。 今年一発目の読了は、 学びとは何か――〈探究人〉になるために (岩波新…

アツいぜ!青国研冬の勉強会

本記事のタイトルにおける「アツい」はダブルミーニング。 【ブログを書く前に】左:青国研配布資料(2日分)右:『イン・ザ・ミドル ナンシー・アトウェルの教室』 pic.twitter.com/RLQm5imIin— はまてん@乙亥 (@Hamaten61) 2018年12月30日 ご覧になれば分か…

探究を探究する高校教師たち―第16回高大連携教育フォーラム(後編②)

以下の記事の続きである。 hama1046.hatenablog.com hama1046.hatenablog.com hama1046.hatenablog.com 後編②ってなんだよ。 分けたことで全体が見にくくならないよう改めて。渡邉先生は今回の発表で「新教科「現代の国語」において高次の国語学力を育むには…

探究を探究する高校教師たち―第16回高大連携フォーラム(後編①)

今日は横浜国立大学大学院教育学研究科に進学した同期と久々に再開した。彼のところは同期が3人で演習科目の発表が回ってくるのが早く修士論文どころではないそう。こちらは同期が4人で演習発表の周りは早いがきつくはない。大学院にもいろいろあるんだなと…

探究を探究する高校教師たち―第16回高大連携フォーラム(中編)

hama1046.hatenablog.com 以降はこの記事の続きである。 明日にはこの続きを書きあげます。 #はてなブログ探究を探究する高校教師たち―第16回高大連携教育フォーラム(前編) - はまてん先生の徒然日記https://t.co/7VVi6Y5Vqk— はまてん (@Hamaten61) 2018…

【記録】修士論文構想発表レジュメ

昨日の構想発表のレジュメをそのまま記録として載せておく。ただし、敬称略を敬称有りに変える。 中等教育国語科における「探究」についての研究 序、何故「探究」か? ・今日的な要請 平成30年度版高等学校学習指導要領により「総合的な探究の時間」「古典…

探究を探究する高校教師たち―第16回高大連携教育フォーラム(前編)

今日のイベント記録の記事をお待ちしてます(笑)— ロカルノ (@s_locarno) 2018年12月8日 ご依頼を頂けるのは有り難いこと。参加したイベントのまとめを行うことは自分が何を学んだかをメタ認知し、学び足りない部分を浮き上がらせることにも役に立つ。 フォ…

日本国語教育学会高等学校部会研究会@群馬大学

任された笑 https://t.co/i3DjHkR33D— はまてん (@Hamaten61) 2018年12月1日 ということでちょっとしたまとめを。 「こころ」の広告文の制作・発表による主体的・創造的な読みの習得(群馬県立高崎高等学校 藤生揚亮先生) 大学生・社会人のための言語技術ト…

祝3000アクセス越え!探究している問いをざっくり紹介

拙いことを書いているブログながらお陰様で3000アクセスを超えた。 hama1046.hatenablog.com この記事を書いてからおよそ100日で2倍のアクセスを頂けたことに感謝。 1000アクセス記念の自己紹介に続き、今回は研究課題すなわち探究している問いについてざっ…