虎哲の探究

単なる大学院生の戯言。未熟者による日々研鑽の記録。

探究

内田義彦さんに学んだ方がいいかもしれない…

未だ草稿も書き終えられぬ修論の一部を紹介。 近代文学の先生から頂いたこちらの本 内田義彦セレクション〈第1巻〉生きること学ぶこと 作者:内田 義彦 出版社/メーカー: 藤原書店 発売日: 2000/05 メディア: 単行本 を引用して。 内田義彦(1972)はウィリア…

阪神タイガース研究がしたい!

修論にくじけそうになったので、20分だけ休憩。今抱えている問いは「討論・対話が探究の素地となる」ことをいかに妥当性をもって記述するか」である。(誰か教えて下さい…) 母校の教員になると1学年3名ほどのプチゼミで2年間卒業論文指導をすることになる。…

読書と教養―文部省(1961)『高等学校学習指導要領解説国語編』

修士論文には使えないが面白い記述を見付けたので紹介する。文部省(1961)『高等学校学習指導要領解説国語編』「第2章 国語科の科目」「第1節 現代国語」に示された(読むこと)の指導事項及びその解説を引用する。 ア 目的に応じて,各種の書物を選んで読…

修士論文を書くことの難しさと言述論

askoma.info 今まで読んできたもの書いてきたものに向き合い2年間の大学院生活にひとまず終止符を打とうとしている今日この頃、書けることとと書けないことの裂け目でうなりつつ進捗の芳しくない日々を過ごしている。あすこま先生の記事は英語で書くことにつ…

#jtsjに物申す!『新たな時代の学びを創る 中学校・高等学校国語科教育研究』のご紹介

www.amazon.co.jp 何故か書影が出ないバグ。故にアイキャッチ画像は今回扱った本で一番表紙がかっこいいと思うものを代用。 【新たな時代の学びを創る 中学校・高等学校国語科教育研究】を読んでいる本に追加 → https://t.co/I6ul4fHmHj #bookmeter] #jtsjに…

パウロ・フレイレにとっての「ことばの学習」

まだまだ暑い日が続くが夏が終わったなと感じる。 デューイの探究教育哲学―相互成長をめざす人間形成論再考 作者: 早川操 出版社/メーカー: 名古屋大学出版会 発売日: 1994/10 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る そう、大学図書館の 夏休みの長期…

人や物事に対する好き嫌いと言語化との関係についての覚書

クロゾフさんのツイートを契機にとあることを思い出した。 相手(友人、恋人)を好きな理由をすらすら言える場合は、その理由にあげているものがなくなった時点ですぐに縁が切れるみたいなのどっかで聞いたんだけどなんだったっけ。— 虎哲 (@TigerSophia61) …

9/29-10/2 虎哲的最強ツアーのご紹介

学校行事で勤務がない期間を利用し、夜行バスで大阪へ行き、清教学園リブライアを見学し、その夜甲子園でシーズン最終戦(予定・阪神鳥谷最終戦?)を観戦し、快活のお世話になって、始発で福井県立若狭高等学校に渡邉先生の授業見学に行くという最強ツアー…

色褪せぬ名著―井上尚美 『思考力育成の方略―メタ認知・自己学習・言語論理―』雑感

思考力育成への方略―メタ認知・自己学習・言語論理 (21世紀型授業づくり) 作者: 井上尚美 出版社/メーカー: 明治図書出版 発売日: 2007/03/01 メディア: 単行本 購入: 2人 クリック: 43回 この商品を含むブログを見る の前のバージョンである 思考力育成への…

実況ツイートまとめただけ!日本国際バカロレア教育学会大会感想

院試あって大学入れないし、明日日本国際バカロレア教育学会大会に行ってみよー。 pic.twitter.com/sep2hMULDW— 虎哲 (@TigerSophia61) August 31, 2019 前日に思い立ちふらりと行ってみることに。 http://jaiber.org/wp-content/uploads/2019/08/20190808-…

青春18きっぷで旅読書

いよいよ青春18きっぷでの遠征第一弾が始まろうとしている。 参考 hama1046.hatenablog.com 今回持っていくのは3冊。 1冊目は デューイの探究教育哲学―相互成長をめざす人間形成論再考 作者: 早川操 出版社/メーカー: 名古屋大学出版会 発売日: 1994/10 メデ…

東京都教員採用試験問題のご紹介

東京都の教員採用試験一次終了。第一印象としては探究祭り。(受かったとは言ってない)— 虎哲 (@TigerSophia61) 2019年7月14日 結果が怖いが面白い試験だったので私の語れる範囲で概要をお知らせする。 教職教養 教職教養のテキストを覚えていれば出来ると…

4/23『問い続ける力』出版記念イベント@銀座蔦屋書店

問い続ける力 (ちくま新書) 作者: 石川善樹 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2019/04/05 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 下は個人的な事情に引きつけ過ぎな書評。 【問い続ける力 (ちくま新書 (1399))/石川 善樹】出版記念イベントもあるとい…

オノマトペで単元作り初挑戦の振り返り

三省堂『現代の国語1』に「食感のオノマトペ」という教材がある。教材の内容は面白いのだが、単に読解する対象として扱うのは些か勿体ないような気がした。 そこでかなり思い切ってオノマトペを中学1年生なりに探究するような単元を作ることにした。以下、…

第3回概念ベース授業づくり研究会での学び

先日rofu先生にお声かけ頂き参加した概念ベース授業づくり研究会での学びについて共有したい。今回は国語科の先生だけでなく他教科の先生も参加し(東京学芸大学教職大学院)て、コラボ授業やMYP・DPの始め方についての意見交流がなされた。どちらについても…

今年度の大学図書館購入希望図書(10冊入れるまで更新)

https://t.co/5kgrlKs4VR— 虎哲 (@TigerSophia61) 2019年7月12日 hama1046.hatenablog.com 希望が通り以下の本が我が大学へ。 クリエイティブ・ラーニング:創造社会の学びと教育 (リアリティ・プラス) 作者: 井庭崇,鈴木寛,岩瀬直樹,今井むつみ,市川力 出版…

文化審議会答申(2004)『これからの時代に求められる国語力について』と遠藤瑛子実践

これからの時代に求められる国語力について:文部科学省を先程まで読んでいた。 最近読む本や聞く話などで頻繁に取り上げられるためこれを機に読んでみようと思い立ち、印刷して読んでみた。15年前の資料とは思えぬほど現在の国語教育にも示唆を与える内容が…

書くことの難しさと向き合って

今書いている論文が自分にとっては自明のことを論理的な飛躍の少ないように丁寧に論じなければいけないのでとても辛い。そして読んでも確かになんのこっちゃわからん研究能力の低さ丸出しって感じだ。明日の研究会に持っていこうと思ったが未だに完成を見な…

【書評?】山本アリフレッド『理系が恋に落ちたので証明してみた。』

バイト先の大学の後輩と呑んで終電を逃しさっきまでネカフェで寝ていた分際のくせに、春から大学生になり私の働いていた塾の講師になる教え子から届いていたメッセージに熱い返答をしている4:56。— 虎哲 (@TigerSophia61) 2019年3月17日 ネカフェ生活が板に…

探究?探求?

古田先生の授業見学についてかなり重厚で時間がかかっているのでとりあえず今自分が気になっている表題についての煩悶をここにまとめる。(随時更新予定) 「正しい」かは度外視するものとして「探究」と「探求」とを使い分ける基準を自分の中に— 虎哲(こて…

【雑感】授業力向上フォーラムin広島

twitterでの実況を中心にまとめる。 「探究学習の今とこれからを考える」(キャリアガイダンス編集長 山下真司先生) わかりみが深い。#授業力向上フォーラム pic.twitter.com/TiVrKsNPYS— 虎哲(こてつ・こてっつぁん) (@Hamaten61) 2019年2月24日 衝撃的…

【授業見学記】私立中・高 rofu先生の授業

昨年6月頃IBと国語教育のセミナーでご実践を発表なさっているのを拝聴し、授業を是非見てみたいと思っていた。研究会で何度かお会いしてお話しする機会を得て、授業見学の約束を取り付け遂にその望みを果たした。授業を快く公開する先生のお人柄と私のしぶと…

「論理」って何だろうか―最近読んだ本を手掛かりに

「論理」という言葉はよく聞くがそれを説明せよと言われると少なくとも私はかなり難しいと思う。卒論では探究における論理的思考の定義にかなり難儀し、今はそれを含めて〈探究〉の定義に難儀している。最近読んだ本の中から「論理」に関するものを引用して…

他者の言葉に対する自分の中にある違和感と向き合う

ある人の言葉に対する違和感についての暫定的な考察。 言葉はどこかで見聞きしたことがあり、かつそれを見聞きした時のものよりも下回る言い回しなので主張如何に関わらず首肯しかねる。たまに遭遇するがその人の言う言葉が本当に響かないのだ。いざとなると…

「知の理論」をひもときに名古屋まで

明日は名古屋外国語大学で開催される「知の理論」をひもとくワークショップに参加する。めあては「知の理論(TOK)」について素材文の分析を通じて知ること、再び井上志音先生とお話しすることである。 「知の理論」をひもとく-UNPACKING TOK 作者: キャロル…

最近の思索とも言えぬ思索

高等学校国語科教科書の「学習の手引き」について 話し合うこと考えること自体は大事だと思うが、この題材について話し合うこと考えることが学習者にとってどんな意味があるのか、どのような目的で何を達成させるために話し合わせたり考えさせたりしているの…

【雑感】「これからの「国語科」の話をしよう!」に参加して

#これからの国語科このハッシュタグでつぶやいた内容を元にブログを作ろうと思います。省エネ。— はまてん (@Hamaten61) 2019年1月13日 今後資料をもとに加筆修正するがとりあえず投稿。 ワークショップの前に 財布の紐が緩んでしまった。(破滅への道)— は…

永遠の課題、カリキュラムの柱となる探究をどう組織するのか?

大学院で総合学習開発演習という授業を履修しており、そこで45分を自由に使って発表・授業をすることになった。そこで何をするか考えるついでに記事にしようと思う。 新版 学び合いで育つ未来への学力―中高一貫教育のチャレンジ― 作者: 南風原朝和,衞藤隆,汐…

肝要ながら難所―ナンシー・アトウェルのhand over 「譲り渡す」とは何か

発端はこのツイート プレバト観てるんだけど、TV向けに点数・ランクによる序列化してるとはいえ、完全に『イン・ザ・ミドル』のアトウェルで言う「譲り渡し』ですよね。添削なんだけど、①こうしたら良くなる、を具体的に遠慮なくやって、②そのコツは抽象化も…

伝統・文化とは?(福井県立若狭高等学校・渡邉久暢先生の単元)

今回扱うのは以下の記事でご紹介した渡邉久暢先生のご発表における単元の概要である。レジュメ・資料集及び分科会当日配布資料をもとに福井県立若狭高等学校第一学年で実施された単元「伝統・文化とは?」に迫りたい。 hama1046.hatenablog.com hama1046.hat…